SNSは“人とのつながり”から
“情報とのつながり”へ
かつてSNSは、リアルな友人・知人とのつながりを補完するツールでした。Facebookやmixi、Instagram初期の頃は「友達が今どこにいるか」「何を食べたか」「誰と会っているか」といった近況共有が中心でした。
近年、SNSは単なる友人との交流ツールではなく、「情報探索の場」へと大きく進化しました。
投稿は「友達の記録」から「他人の知見(経験や専門性に基づいて発信した、実用的で参考になる情報)」に変わり、見知らぬ人が発信するノウハウやレビューが、自分の行動や選択に直接影響を与えるようになっているのです。今では、SNSが新たな検索エンジンとなり、人々の「知りたい」「やってみたい」「行ってみたい」を刺激するインフラになっていると言っても過言ではありません。